今週はきのうまで東京出張でした。出張と言っても、今回はわたしの仕事はあまりないので、リサーチがメインです。
去年から行きたかった蔦屋書店。
書店として企画を深く掘り下げた展開と、代官山という街にとけ込んだ作りといった、メディアの紹介内容もとても気になっていました。
そして、フェイスブックで最初に知りあった旅行写真家の友だちが、書店の旅行コーナーのコンシェルジュ職に就かれていたので、彼に会いに行きました。
最初に行った日、旅行本コーナーに彼の姿はなく、でも彼の人となりの感じられる書店の小部屋にたたずみ、そしてうれしい驚きに立ちつくしました。
来週からパリ、イタリア出張を控えています。特にイタリアに行くのは、阪神大震災の年にローマの部屋を引き払って帰国して以来、１７年ぶりです。イタリアの本でも買おうかな、と棚の本を眺めたところ、天井までとどくほどの本棚が２つ、まるまる全てイタリア本でした。読んだ本も多いですが、読みたい本がいっぱいです。旅行中の身の上には、重い本は買いたくても、持って帰れない代物。。
そして、次の日に彼と会えました。
イメージしていたとおりの、思慮深い、優しい人柄でした。書店の展開デザインにとても情熱を持たれていて、話は広く、深くつながっていきました。
幸せな、温かい気持ちになれたランデブーに、心からの感謝の気持ちがいっぱい。
書店と街と人。
東京の代官山がうらやましいですね。
